事故

大津市の事故でマスコミと人々の悪意が垣間見えた。本質を見る目が必要

大津市の園児交通事故

2019年5月8日、ゴールデンウィークも明け、世間はいつも通りの日常を送っていた時に、事件は起こってしまいました。

散歩をしていた保育園児13人と保育士3人が軽乗用車に巻き込まれる交通事故が起こりました。

2~3歳の園児4名が重体で、園児と保育士計15人が病院へ搬送されました。

しかし、2歳の園児2名が無くなってしまい、現場には悲しみが立ち込めました。

これにより逮捕されたのが下山真子容疑者、新立文子容疑者でした。

そして亡くなってしまった園児はレイモンド淡海保育園に通っていた伊藤雅宮ちゃんと原田優衣ちゃんでした。

保育園側の記者会見

事故から数日が過ぎている現在でもトップニュースとして上がることがある、今回の事件。

自体の重さが物語っています。

保育園児の命を奪ってしまった滋賀県大津市の事故は、

「前をよく見ていなった」「車2台ともブレーキをかけていなかった」などの事が分かってきました。

もはや前を見ていなかったなど論外でしかないのですが…

さらに時間が経つにつれて色々な事が分かってきました。

 

皆さんも印象的であったと思いますが、被害状況がしっかり分かる前に行われた保育園側の記者会見です。

非が無い保育園側に向かって遠慮のない質問攻め。そしてその質問を続ける記者たち、それを見てSNSでは怒りの声がかなりの数上がりました。

そしてそれと同時に、SNSのユーザーだけでなく、ワイドショーの出演者や世の中全体として、保育士の方がしっかりやっているという事を拡散する人が増えていきました。

さらに「#保育士さんありがとう」のツイートが広がるとともに、「正義の園長と悪のマスコミ」という構図になっていきました。

しかし、この構図が事件の本質からずれる原因となり現代の人々の本質が見える形となりました。

保育園の潔白が明らかに

まず、マスコミは本当に悪だったのか?ということ。

ネット上には「マスゴミ」「記者が嫌い」などの過激なフレーズが飛び交い、ワイドショーでも記者たちを糾弾するコメントが続き、追い打ちをかけるようにそれを見た人々が「良く言った!」など称賛されました。

”配慮に欠ける記者がいた”、”必要のない質問があった”のは間違いないと思います。

しかし、質問の前に「こういうときにすみません」「こんなときに申し訳ないんですけど」「ご存知のところだけで結構ですので」と相手の事を考えたフレーズを発したうえで、出来るだけ穏やかに声をかけようとしていた記者もいたのです。

全員とは言いませんが…

そもそも会見が行われていた時は、まだ事件の全容が分かっておらず、加害者の情報もほとんどなく、園児の保護者説明会が開かれる前でした。

マスコミにしてみれば、保育園の会見を早く行われたことで、質問の内容を「お散歩」「園児」の2点に絞らざるを得ないほど情報が限定されていました。

これによって世間の人々は、「なぜ被害者であろう保育園に同じような質問を続けるのか?」「先に報じるのは加害者ではないのか?」という疑問を抱くことになりました。

マスコミを叩くツイート

 

https://toyokeizai.net/articles/-/280873